こんにちは。
最近日本では何故か韓国ブーム？（韓流ブームって言い方は古い？w）が起きてる感じで
韓国の大学に進学したい方も増えてきているのかなと感じております。
私は実際に2018年から韓国の大学に正規留学しまして、
地方都市光州の国立全南大学の新聞放送学科に在籍しておりました。（卒業済み）
その当時はあまり韓国の大学に（しかも地方都市）に留学してる人なんてほぼいなく、
結構自力で情報収集してなんとか学校に通っていたのですが、
これから韓国の大学に進まれる方々に向けてなにか力添えできることはないかと
ブログにこう言った形で自分の体験談をシェアしていきたいと思います。
完全に個人の経験に基づくアドバイスなので、
こんな意見もあるのかと読んでいただければ幸いです。
韓国の大学に正規入学する前に準備するべきこと（経験に基づく）
・Windowsのノートパソコンを現地調達する
韓国の大学は課題が多く、基本課題はネット上でポータルサイトに提出する形になります。
その度に必要になってくるノートパソコン。
韓国のシステムは明らかにWindows向けのサイトが多く、Macではセキュリティ対応していないサイトも残念ながら多いです。
2024年になった今はだいぶ進化していると感じますが、
それでも大学の間はコンテンツ制作とかしない限りWindowsのノートブックパソコンを持っておくのが無難です。
ちなみに、私は過去に韓国の某放送局にインターンとして勤務しておりましたが、
その際もコンテンツはMacbook。事務作業はWindows。と完全に用途別に使いこなしておりました。
韓国人が謎に使いたがる、ハンコムソフト（ハングルファイル）もWindows対応なのでとりあえずWindowsを持っておけば間違い無いです。
ハンコムソフトというのが何か、というのは以下に記載します。
パソコンは日本で調達しても良いと思いますが、
個人的には現地調達をお勧めします。
日本のものだとキーボードの配置も若干違いますし、ハングルのタイピングに慣れてない方は尚更現地調達が良いかと。
WindowsやMS365のエデュケーションVerは入学すると無料で配布されるので購入する必要はございません。
・iPadもしくは電子パッドを準備する
私が学生の頃は、授業の際ほとんどが教授が準備したパワーポイントで１学期まるまる学習してました。
その際、ほとんどの学生がパワポをプリントしそこに文字を書き込む、みたいな形で授業してたのですが
今時の学生たちはそんなめんどくさいことせず、iPadで完結してますw
iPadだとパワポファイルにそのままアップルペンシル書き込めるので一台持っておくと便利になるかと。
・韓国語のタイピングに慣れておく
上記にも書いた通り、ほとんどの課題をパソコンで提出するので韓国語のタイピングはマスト。
韓国語は勉強したけどパソコンでハングルをタイピングはしたことない。という方は必ず入学前にタイピングを練習すると良き。
韓国の大学課題では感想文や論文を書く授業、パワポの作成が多いに加え班別課題で他の韓国人学生とグループを組んで１つの発表をする授業もあったりするので、タイピングができないと焦ってしまうかもしれないです。
最近は皆んなスマホのタイピングに慣れているので苦労する方は少ないと思いますが
速度に関してはほぼ慣れだと思うので、入学前に日記を韓国語でタイピングしてみる等の練習をすることをお勧めします。
・【特に文系】パワーポイントの使い方に慣れておく（韓国語Verも）
私が入学後一番苦労したパワーポイント。
特に文系でメディア系の学部に進まれる方は知っておいて欲しい。
パワポできないと課題消化できません。（私がそうだった）
発表の課題がとにかく多かった大学時代。
自分の考えを論理的に述べ、さらにそれをパワポで資料にする。
これができないと冷や汗かきます。（私がそれだった）
＋パワーポイントのデザインにうるさい人も多いです。
教授の趣向によることも多いですが、
パワーポイントで課題を提出することは4年間のうち１回以上は必ずあると思いますし
社会人になってからもかなり役立つので、この際勉強することをかなりお勧めします。
パワーポイント自体使い方はそこまで難しくは無いので、
入学までまだ時間がある方は近所のパソコン教室で習ってみてもいいですし、
今の時代Youtubeで何でも教えてくれますので家で独学するでも良いかと思います🙆♀️
しかし、日本の義務教育でももっとパワポ使った方がいいと思うんですけどね。。。
（どっちにしろ社会人になったら必須なのに、、、）
・ハンコムの使い方に慣れておく
ハンコム（Hancom)という韓国版のMSWordのようなソフトになります。
韓国では論文や感想文を書くときほぼ90％くらいこのソフトで書いて提出します。
私の場合。卒業条件の読書感想文20枚がこのハンコムでの提出になっており、
文字の大きさ、文字数、文字の太さなど全てフォーマット指示通りに提出しなければいけない規則でした。
そこまで使い方が難しいソフトではなく、
基本機能はWordと似ているのですが論文を書くのに適した機能が多くあります。
そもそもこのソフトがダウンロードされていないと教授や学校から配布される文書が読めないので、
入学前に必ずダウンロードしてください。
Hancom公式サイト：https://www.hancom.com/main/main.do
学校によっては教育Verを無料で配布してくれる所も多いかと思うので、
入学前に一度問い合わせてみても良いかもしれないです。
・韓国語の本を読んでみる（説明・理論系）
本を指定され、購入し、その本通りに授業が進む教授もいます。
もちろん韓国語で本を読めることができる前提で授業が進みますので、
入学まで時間がある方は韓国語の本に触れてみてください。
特に、専攻分野の本や何かを論理的に説明する系の本は入学後たくさん読むことになるのでおすすめ。
韓国語である程度の本が読めるようになるとTOPIKの6級の読解試験は満点とれますし、時間が余るくらいになります。
・生活費＜毎日の食費や飲み代＞
大学に入学するとなにかとお金がかかってくるのですが、
韓国は日本ほど弁当文化が無いので、昼はほぼ友達と外のご飯屋さんに行って食べてました。
毎日の外食代も視野に入れて、留学費用を準備することをおすすめします。
私の場合地方だったので昼は一食大体5000ウォン〜8000ウォンで収まってましたが、
ソウル首都の方はもう少し出費がかさみそうですね。。。
私の場合、貴重な友達とのネットワーキング費と思って、前向きに支払ってました。
・【できれば】TOPIK6級を取得しておく
最後に、できればTOPIK6級を準備し入学することをお勧めします。
入学すると
- 現地の学生との交流
- 教授との交流（方言すごすぎて一番苦労した）
- 課題やテスト
- 奨学金などの学校関連申請や情報収集
全て韓国語でもちろん進んでいきますので、TOPIK6級から学校生活を始めると大きな自信につながると思います。
もちろん4級や5級で入学することもできますが、
学校生活をより豊かな時間にするためにも韓国語の基礎はわかっておくとよりGOODです。
何より、何が起きても前向きに生きることが留学生活の一番の心得かな、と思いますがw
私の色々あった大学生活についてはこれからも少しづつシェアしていきたいと思うので、
定期的にブログを見ていただければ嬉しいです⭐️
コメント